妊娠7週~夜だけ歯が痛い(妊娠中の歯医者レポ)
先週産婦人科を初受診して、胎嚢と心拍が確認できました。
その夜、「なんだか歯が痛むな…」と右下の奥歯に違和感…。
しかし、朝には治ってました。でもまた夜になると痛む。そんな状態が続いたので、妊娠前まで通っていた歯医者に予約して行きました。
ここのは医者では夏にこの右下の奥歯を治療していて銀歯がかぶせてあったんです。その歯が痛むということは、たぶん銀歯の下で虫歯になっていたんじゃないかなと思いました。
でも歯医者さんは「夜だけ痛むっていうのが引っかかるんだよね~。今は痛くないんでしょ?次やる治療としては神経をとることなんだけど、なるべく避けたいし…。とりあえず少し削っておくから様子見てくれるかな?」となんだかゴリゴリっと削られて帰宅しました。
なんとなく妊娠中の人には積極的に治療をしたくないんだなという気持ちがヒシヒシと伝わってきました。分かるんです。なにかあったとき責められるかもしれないですもんね。レントゲンもとれないし…。
しかし!翌日のお昼を過ぎたころ歯が激痛に見舞われました。
もう顔の右半分全体が痛くて死にそう…ズキズキと脈を打っている感じ。
これ前の歯医者に行ってまた我慢しろって言われたら死ぬ!と思ったけど他の適当な歯医者に行ってヤブだったら嫌だったので急いでネットで口コミを調べ、近場の新しい歯医者さんに予約を取りました。
「今日ですか?いっぱいなんですけど、隙間なら診療できるかもしれません。しいて言えば17時ですね。」
17時…その時点で14時半だったので(あと2時間半もこの状態…?)と思いましたが、また一から歯医者を探すのが面倒だったので「じゃあ17時でお願いします」と予約を入れました。
今知り合いママさんに会っても会話できない!と誰にも合わないことを願いながら長男のお迎えをし、そのまま実家に預け16時半でしたが少しでも早く診療してほしいと歯医者へ行きました。
なんだか愛想の悪い受付を済ませ、この受付の感じハズレか?と思いながら待っていると割とすぐ名前を呼んでくれ、衛生士さんによる歯のチェックがはじまりました。
しばらくして先生がきて、歯を少し見ると「多分この銀歯の下で虫歯が起きてると思うんですよね。神経までいってるような感じです」と言われ、レントゲンを撮ることに。
妊娠中だけどちゃんと防護服を着て、デジタルの被爆量の少ないものでした。もうその時はこの痛みから解放されるならレントゲンでもなんでも撮ってくれって感じでしたが。
そして「レントゲンを見る限りやはり銀歯の下で虫歯が広がっていますね」と言われました。
そして「ちょっと銀歯をとって中を見るね」と言われて先生が銀歯を器具で引っかけて取り始めたんです。
衝撃はここから…。
この銀歯がなかなかとれなかったらしく削り始めたんです。
削っては引っかけて削っては引っかけて…だんだん削る先が虫歯の部分に当たって飛び跳ねるほど痛いんです。
「うぅー!」と声をあげてしまいました。先生は「痛いか…」といいつつも続行。
何度か飛び上がるほど痛いのを何回か続けながら5分くらいは続きました。
まさに地獄…いつ終わるか分からないのですから…。
無事銀歯がとれると汗びっしょり!スカートの中は汗だくでした。
そして鏡で見せられた歯はまっ黒。
最近の歯医者って無痛を目指してるとこが多いんじゃないの…?
と思いましたが、やっぱり妊婦に麻酔は安易に打てなかったのかなと自分を納得させました。まぁ麻酔よりあの痛みが数分続くほうが母体に悪いのでは…?とも思いましたが…。
とりあえずこの日は痛み止めを詰めてもらって終了。
「このまま痛みがひかなければ次回は神経とりましょう。産婦人科の先生に薬や麻酔についてやってもいいのか聞いてきてください。」と言われ帰宅。
その日は寝るまで痛みがあったので、これは神経を取らなきゃダメかぁと思ったのですが翌朝には痛みはひいてました。
産婦人科に電話するとなんと「かかりつけの歯医者さんに麻酔や薬の種類を聞いて相談してみるから」と言われ、感動…。
そして「今は胎児が形成される一番大事な時期だから麻酔を使った処置は最低でも11週まで待ってほしい」と言ってくれたみたいです。総合病院ってもっと対応が横柄だと思ってました(^^;)(失礼…)
結局神経はとらずに様子を見ることになったのですが、他にも小さな虫歯がチラホラあったし歯石と歯肉炎もあったみたいです。
やはり妊娠希望なら先に派の治療をしておくことをおすすめします!